令和八年 初午祭を斎行いたしました|光明稲荷神社
皆さま、こんにちは。
光明稲荷神社 宮司の 髙野みどり でございます。
令和八年二月一日(2026年2月1日)、光明稲荷神社におきまして、初午祭を厳粛に斎行いたしました。
当日は晴天に恵まれ、清々しい朝の気配の中、稲荷大神様をお迎えし、日頃の御守護への感謝と、
崇敬者の皆さまの安寧を祈念申し上げました。


初午祭とは ― 稲荷大神様にご降臨いただく尊き日
初午とは、稲荷大神様が初めて稲荷山にご降臨された日に由来する、たいへんおめでたい祭日です。
二月最初の「午の日」に執り行われ、古来より日本各地の稲荷神社で大切に守り伝えられてきました。
この尊き日に、稲荷大神様をお迎えし、日頃の御守護への感謝と、皆さまの安寧・繁栄を祈念することが、初午祭の本義でございます。
ご奉納ならびに初穂料への御礼

このたびの初午祭に際しまして、崇敬者の皆さまより、多くの尊いご奉納ならびに初穂料をお預かりいたしました。
お寄せいただいた真心は、謹んで稲荷大神様へお供え申し上げました。
平素よりのご厚志に、心より感謝申し上げます。
ご奉納者の皆さま(順不同)
- 渡邊様
- 井出様
- 和田様
- 塚本様
初午祭の式次第について

本年の初午祭は、神前拝礼に始まり、修祓、献燈、祝詞奏上、玉串奉奠など、定められた式次第に則り、滞りなく斎行いたしました。
開式報告の儀においては警蹕を行い、稲荷大神様をお迎え申し上げ、閉式報告の儀では、本日の祭儀が無事に成就したことをご奉告し、重ねて御礼を申し上げました。

式次第
本日の初午祭は、以下の式次第にて斎行いたしました。
- 神前拝礼
- 修祓
- 献燈
- 鎮魂・磐笛吹奏
- 開式報告の儀・降神の儀
- 献饌
- 大祓詞奏上
- 祝詞奏上
- 玉串奉奠
- 撤饌
- 閉式報告の儀・昇神の儀
(稲荷大神様よりお言葉を賜りました) - 鎮魂・磐笛吹奏
- 消燈
- 神前拝礼

開式報告の儀と、稲荷大神様のご降臨
警蹕(けいひつ)について
開式報告の儀では、「警蹕」として三度「おー」と申し上げ、稲荷大神様をお迎えいたします。
このたびも畏れ多くも、大神様よりご降臨の折の情景をお示しいただきました。
お示しいただいた情景
- 四季折々の色彩
- 青、新緑の緑、やわらかな黄色
- 可憐な梅の花
- 風にそよぐ竹
- その香りまでも感じられる、雅なる世界
それはまさに、日本の美そのもの。
心が深く鎮まり、「ここに在らせていただいている」という安堵と幸福に満たされました。
稲荷大神様のご神徳について
「稲荷大神様とは ― 商売繁盛だけではないご存在」
稲荷大神様は、 稲魂(うかのみたま)の神様。
「五穀豊穣・商売繁盛の神」として広く信仰されております。
けれども、そのご神徳はそれにとどまるものではありません。
人々の暮らし全体を見守り、すべてを包み、守り、日々を穏やかに導いてくださる、
大いなる御慈愛のご存在であることを、改めて拝察いたしました。
この大切なことを、今回の初午祭を通して、改めて深く受け取らせていただきました。
閉式報告の儀と尊きお言葉
閉式報告の儀・昇神の儀では、
- 本日の初午祭を滞りなく執り行えたことへのご報告
- ご降臨への感謝
- これまでの御守護への御礼
- 今後も変わらぬお導きのお願い
を、心を込めてお伝えいたしました。
その折、猿田彦大神様・大宮能売大神様より、畏れ多くも尊きお言葉を賜りました。
胸に深く刻み、本当の意味での新しい一年を、誠実に歩んでまいりたいと存じます。
初午信仰の由来と伝承
初午の起源
稲荷大神様は、和銅四年(711年)二月初午の日に、稲荷山三ヶ峰にご鎮座されました。
このご由緒により、毎年、最初の午の日に「初午大祭」が行われております。
福詣(ふくもうで)
初午詣は古来より「福詣」とも呼ばれてまいりました。
- 前日の巳の日から参詣者が集まる
- 「己(み)=身」の語呂から「身の福を得る」
商売繁盛・家内安全を願う人々の信仰が育まれてきました。
しるしの杉
また、授与される「しるしの杉」は、
商売繁盛・家内安全の御符として、古くから親しまれています。
結びに ― 梅咲く二月、初午の日に

梅の花がほころび始める二月、初午の日。
この日が、皆さまにとりましても 美しく、実り多き一年の始まりの日となりますことを、心よりお祈り申し上げます。
今後とも、光明稲荷神社への変わらぬご崇敬を賜りますよう、お願い申し上げます。
