家庭祭祀とは何かを学ぶ ― 神様と共に生きる暮らし(神道セミナー第40回開催リポート)

皆さま、こんにちは。光明稲荷神社 宮司 髙野みどりです。

神道セミナー第40回「家庭祭祀とは何かを学ぶ ― 神様と共に生きる暮らし」の開催リポート。家庭祭祀の意義や神棚の祀り方、神饌・日供の作法など、神様と共に生きる暮らしを実践的に学んだ内容をお伝えします。

今回も対面参加の方、zoomでの参加の方々で同時開催させて戴きました。

目次

家庭祭祀の大切さ ― 神様と共に生きる暮らし

私たち日本人の暮らしの中には、古くから神様を敬い感謝を捧げることをしてまいりました。神社に参拝だけではなく、各家でも神様をお祀りする「家庭祭祀」という文化がずっと昔から続いていあります。

真摯な気持ちで神棚を祀ること、日々神様に感謝で手を合わせるということは単なる昔からの習慣というだけではなく、自然と共に共存共栄する民族、すなわち、自然に宿っている神様と共に生きる日本人の精神文化そのものなのです。

家庭祭祀とは、特別な行事ということではなく、日々の暮らしの中で神様と共に過ごさせて戴ける大切な時間なのです。
日常の中に神様への祈りの時間を持つことで、自身の心を整え、感謝の気持ち、思いやりの心を育てることにつながります。


本セミナーでは、家庭祭祀の本当の意味を改めて見つめ直し、日常生活の中でどのように実践していくのか、という事をお伝えいたしました。

セミナーの主な学びの内容

家庭祭祀の意義と神様とのご縁

家庭祭祀の本当の意義とは何か。
神棚のお掃除をしたり、神様のお食事をあげたり、手を合わせることが、どのように日々の生き方に影響を与えるのかについて、実体験を交えながらお話しいたしました。
神様と真摯に向き合う時間を持つことで、心の在り方や日々の気づきが変わっていくということを参加者の皆さまと共有いたしました。

神棚と神具の意味

神棚は神様をお迎えする大切な場所です。

どれが正しい間違えている、という観点ではなく、今までは知らなかった事を知ることは大きな一歩です。
正しい祀り方や神具の種類、使い方や意味を知ることで、より丁寧にしっかりとした心もちで真心を込めて神様をお祀りする心が育まれていきます。

神饌と日供の作法

神様にお供えする神饌の種類、あげ方の順番、や日供の基本的な作法についても学びました。
形式だけではなく、心を込めてお供えすることの大切さをお伝えいたしました。

家庭祭祀の神事と継続の大切さ

家庭祭祀は継続することで、日々の生活に深く根づいていきます。

しかしながら、毎日の事ですから、いくら大切な事だからと言っても続けることは本当に大変だ、どうしよう、、、と思われる方も少なくないでしょう。

私も神様にご縁を戴いて20数年以上になりますが、最初は形にこだわり、気負ってばかりいました。
完璧を求めず、分相応。自然体で良いのです。とはいえ、もちろん最初から怠けるつもりでいるのはいけません。
背伸びをせず、何かの理由でどうしても出来ない時には、無理のない形で続けていく工夫や、家庭の状況に合わせた実践の方法についても皆さまにお話しいたしました。

家庭祭祀の本質を見つめ直す

今回のセミナーでは、家庭祭祀は形だけを整えるものではないということを特にお伝えいたしました。
「神様とつながる大切な時間を持つ」、ということが、大切なご自身の人生にどのような変化、そして幸せをもたらすのかを改めて考える機会となったことと存じます。

書き込みワークによる気づき

今回のセミナーでは、ご自身の思いや現状を振り返る「書き込みワーク」を取り入れました。

頭や心の中にあることを改めて文字として書き出すことで、新たな気づきや再認識につながったことと思います。

文字は言葉だけとは違い、後でいつでも、見返し読み直すことが出来ます。そして、文字はその時のエネルギーが宿ります。その時の事を思い出す事、見直す事にも
とても有益なものとなっていただけたと思います。

配布資料による家庭での実践支援

家庭祭祀ワークシート

家庭祭祀の理解を深めるためのワークシートを配布し、セミナー後も実践を続けていただけるようにお渡しいたしました。

家庭祭祀チェックシート

必要な時にいつでも見直せるようにご家庭での祭祀の状況を確認できるチェックシートもお渡ししました。

セミナーを終えて

これまで行って皆さまがこられた家庭祭祀の形や思いを改めて見つめ直し、良いことはさらに深め、足りなかった点は補いながら、神様と共に歩む日々へとつなげていただければ幸いです。
本セミナーが、皆さまのこれからの暮らしの一助となりましたら嬉しく思います。

次回の開催について

次回は、前々回の大祓詞上段のおさらいと、違う角度からの深堀などを予定しております。又、決まり次第、当社ブログにてお知らせさせて戴きます。
よろしくお願いいたします。

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