2016.12.03 伏見稲荷大社合同参拝

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2016年12月3日 伏見稲荷大社合同参拝

皆さま、こんにちは。光明稲荷神社 神職 髙野みどりです。2016年(平成28年)123日夜から明け4日にかけまして崇敬者様たちと伏見稲荷大社合同参拝をさせて戴きました。

「この度は大神様は大層喜ばれて戴きました。」との大神様から有難いお気持ちを先達の髙野みどりに戴き畏れ多くも大変に嬉しく有難い、素晴らしい参拝となりました。この素晴らしい合同参拝の模様などを少しでも皆様にお伝えしたいと、この度ご報告させて戴きたいと思います。

このレポートをお読みになられました方々も深夜の伏見稲荷大社合同参拝、次回には是非、ご参加されて良い経験をされて戴けたらと思います。

今回のご参加された皆様はどんな方々?

深夜の伏見稲荷大社は冷え込みます。が、本日は幾分、この季節の京都には珍しく暖かく丁度良い気候となりました。今回の御参加者の方々は、お車で来られる方、電車で来られる方、宿泊され本日の合同参拝にいらっしゃる方と色々です。

皆様、東京、神奈川、愛知、静岡と京都までの道のりは近くでは有りません。お仕事を休まれて来られる方も居られますし、当日の夕方までお仕事をされていらっしゃる方、ご家族皆様でのご参加、お一人でのご参加と様々です。

また、持病があられて身体の調子が心配だった方、足を痛めてのご参加の方も居られましたが、この度の合同参拝を是非とも参加させて戴きたいとの事でお越しの方々もおられました。

参拝は手水から本殿へ

色んな状況、状態、思いの中、さあ、いよいよ皆様と共にとても元気で楽しそうな雰囲気に包まれ参拝が始まりました。私共は、皆様が全員集合されました事を確認をし、まずは皆様、手水舎にて各々(おのおの)に両手、口を清めて戴きます。終了後、皆様と正中を避け階段を上がり大きな楼門前に参りましたら先ずは一礼です。中に入り社殿左側を行きますと本殿が見えてまいります。

ここでは皆様がそれぞれに真心込めてお包みし新札のお玉串を皆様、ご奉納、髙野みどりの先達により皆様一緒に二礼二拍手です。そのあと、髙野みどり、今年一年を無事に過ごさせて戴きました事の感謝、そして皆様の「平穏無事」「病気平癒」「皆様の彌栄」をご祈念をさせて戴きます。

祈念終了、髙野みどりと皆様、一緒に二拍手二礼、そのあと髙野みどりは暫く礼をしたままです。そうなんです、「宇迦之御魂大神様」「大宮能売大神様」「佐田彦大神様」「四大神様」「田中大神様」からのご神託を待っています。五柱の大神様からのお言葉を待っているのです。どの大神様からお言葉を戴けるかその時により違います。何もお言葉が無い時も有ります。

本日は如何でしょうか?大神様から「とても喜ばれ、嬉しい事である。」とお言葉を戴きました。皆様にお伝えしました。 このあと「命婦専女大神」「末廣大神様」参拝のあと最後に皆様で髙野みどり先達で一礼をしまして時に本殿で素晴らしい事が起こりました。その内容は最後にします。

本殿での参拝終了です。

命婦専女大神様、ご参拝

続きましては「命婦専女大神様」へと参ります。命婦専女大神様の御社までの道のりは、やはり正中は避け大きな鳥居前で一礼、中に進みます。

階段をいくつか上がり神馬像が見えます。その上、階段を上がりますと左側に「命婦専女大神様」のお社が見えてまいります。

「命婦専女大神様」のお社の周りにイントレが組まれて居りました。警備に来られました方にお聞きしました所、年末に掛けキレイにお色直しをするとの事でした。その警備員の方、髙野みどり、私共が月参りをして居た時の事を記憶されて居り「○○から来ていた方ですね!」と言って戴きました。この度の合同参拝をお話しました所「素晴らしい事ですね!」ととても感心されて戴きうれしい限りです。

ここでの参拝は皆様がご用意して戴きました味物(ためつもの)である御神饌をご用意し、私共がご用意しました案、テーブルに味物(ためつも)、御神饌をお供えしました。そして皆様各々、順にお玉串をご奉納です。髙野みどり先達により拝礼。

そして、二礼二拍手、「大祓詞」奏上です。大祓詞奏上に心得のある方は髙野みどりについて一緒に奏上です。深夜なのであまり大きな声ではなく奏上は控え目にさせて戴きました。「大祓詞」終了、二拍手二礼。

その後は「稲荷大神秘文」奏上です。二礼二拍手で始まります。「稲荷大神秘文」終了後、今年一年を無事に過ごさせて戴きました事の感謝、そして皆様の「平穏無事」「病気平癒」「皆様の彌栄」をご祈念。

そのあと「命婦専女大神様」からのご神託をお待ちいたします。本日はどうでしょうか?髙野みどりから「命婦専女大神様」からのお言葉をお伝えして戴きました。

「命婦専女大神様」はこの度の合同参拝をとてもお喜びに為られ、皆様の一人ひとりに気を付ける事、気に掛けて下さる事等お言葉を述べられて居りましたが、私は、あまり矢継ぎ早に大神様が仰られる御言葉、中々覚えられずに「命婦専女大神様」に「誠に申し訳有りません。」とお謝りになるくらいに皆様にお言葉を沢山、賜りました。畏れ多くもとてもありがたい事です。

この後、直会(なおらい)です。皆様にコップに大神様からの有難いお下がりの御神酒を少々お配りし、2017年良き年が迎えられます事に「乾杯」です。「乾杯」ののち味物(ためつも)と御神饌を皆様で食して戴きます。おいしい味物(ためつも)と御神饌を私共も沢山食べさせて戴きました。「ごっつあんです。」

皆様と歓談している中、普段、皆さまが大神様にお上げしている御神酒、お下げさせて戴いた後、お酒を戴くと普段呑むお酒と味が変わって美味しくなっている!!?と皆さまから本当に吃驚したとのご感想でした。本当にその通りです。今回のお下がりの御神酒も皆さま、美味しい!!と仰られておりました。

「命婦専女大神様」の参拝終了です。いよいよ稲荷山に上がります。足を痛められていらっしゃる方は「命婦専女大神様」の参拝までと大神様にお許しを戴き、お車で待機させて頂きました。

いよいよ、稲荷山へ

そのほかの皆様は稲荷山、 一ノ峰の「末廣大神様」に向かいます。体力的に大変な方も居られますので途中、幾度か休憩を取りながらお山に上がります。途中、権田太夫様の鳥居まで上がられました所で少々の休憩です。ここからの京都の街並みの燈(とも)る光は冬の澄んだ空気に触れ真っ直ぐに私共の目に留まりとてもすがすがしい気持ちに成ります。夏などは若き人のデートコースにもなっています。

権田太夫様の鳥居に立ち皆様で一礼のみで失礼させて戴きます。正面の下ります道を皆様で進んで行きます。こちらの道は右側の道より距離も有り又、階段の数も半端(はんぱ)では有りません。しかしこの道のコースを行きます。途中に眼力様の水が流れています所を通り階段を何十段と上がっていきます。その先には「おせきさま」、滝の行場があります。その前でちょっとご説明させて戴き、一礼、ゆっくりと通り過ぎて行きます。

深夜ですが鳥居のあいだあいだに奉納されました方々の沢山の燈明や電燈に灯りがともされていて真っ暗な道を行くという事は有りません。以前は灯りも白熱電球でしたが今は明るいLEDで明るくてとても歩きやすい道になりました。

その昔、100年、200年、300年前での参拝は殆ど灯りもなく真っ暗で、道は勿論、舗装された道等なく大変な条件の中で上られたのではないか思います。平安時代等の貴族、着物を着た女御はどんなにか大変だったでしょう。清少納言等も稲荷山参拝はとても大変だったと話されています。今はその点、明るく照らされた道、石段という道は舗装され雨が降っても靴が汚れる事も無く参拝に行けますのでとてもありがたい事です。

一の峰の末廣大神様へ!!

この道のコース最後の難所、最後にとてつも無くなが~い石階段が有ります。凄(すご)く長く勾配もかなり急です。一気に上がれる方も居りますが、今回、皆様で上がりますので途中休まれ行く事にします。このなが~い石階段を上がりきりました先に「末廣大神様」の鳥居が見えます。

その上にお社、お社先に大きな依代がドン~と置かれています。ここでの参拝も「命婦専女大神様」のご参拝と同じように皆様がご用意して戴きましたお玉串、ご用意して戴きました味物(ためつも)、御神饌をご用意して、みどり先生先達によります二礼二拍手、「大祓詞」奏上です。

大祓詞奏上に心得のある方はみどり先生について一緒に奏上です。深夜なのであまり大きな声で奏上はされません。「大祓詞」終了、二拍手二礼、その後は「稲荷大神秘文」奏上です。二礼二拍手で始まります。「稲荷大神秘文」終了後、みどり先生、今年一年を無事に過ごさせて戴きました事の感謝、そして皆様の「平穏無事」「病気平癒」「皆様の彌栄」をご祈念、そのあと「末廣大神様」からのご神託をお待します。

本日はどうでしょうか?「末廣大神様」からのお言葉を戴きました。「末廣大神様」からのお言葉「皆の事は一人一人の顔、よく知って居るぞ、月参りをするものも知っておる」「我の子達、良くぞ来てくれた。」「ミタマの綺麗な者たち、とてもうれしいの~。」とのお言葉を戴き「末廣大神様」が私と皆様の参拝を大層喜ばれて居りました事、とても素晴らしいことです。

この後、直会です。皆様に御神酒をコップに少々ずつお配りし、今年一年無事の感謝と2017年良き年が迎えられます事に「乾杯」です。

この度の合同参拝にご参加の方の中に私共にとても強いご縁を戴きました方がいらっしゃいまして、その方が「末廣大神様」に向かう途中の参道の良き場所に大きな鳥居を「末廣大神様」のまさに、お近くに、来春、初午の時に目出度くもご奉納される事となられました。「末廣大神様」もその事をとてもお喜びに為られて居り、その方に「乾杯」の音頭をとって戴き皆様で「乾杯」です。

そののち大神様の御下がりの有難い味物(ためつも)と御神饌を皆様で食して戴きました。おいしい味物(ためつも)と御神饌を皆様でまたまた沢山食べて戴きました。私共も戴きました。「もう食べれません!」「ごっつあんです。」「末廣大神様」の参拝無事終了です。稲荷山を降ります。無事稲荷山を降り「命婦専女大神様」のお社に最後のご挨拶をします。皆様で一礼。本殿での素晴らしい事がそこから始まりました。私から後ほど伝えさせて戴きます。

本殿にて感謝と共にご挨拶

本殿前、内拝殿に参りまして皆様で一礼をします。私の「礼」の掛け声と共に一礼です。すると本殿から光の玉が集まりました。それは「宇迦之御魂大神様」「大宮能売大神様」「佐田彦大神様」「四大神様」「田中大神様」です。その光は一つになり大きな光の玉となり、その光の真ん中ににこやかに笑みを浮べられたお顔がお見えになりました。

私ども、皆様の所に「さっ~」と近づき、御光を散りばめて戴き包んでくださいました。最後に本当に畏れ多く有難い、素晴らしい贈り物を五柱の大神様から戴きました。私共も今までに無い経験です。感無量で、吃驚するとともに何と尊い事、何と有難いことと、、、。今でも思い出すと鳥肌が立ちます。とても素晴らしい贈り物を戴きました。誠にありがたい事です。

命婦専女大神様、末廣大神様からのお言葉

今回、「命婦専女大神様」「末廣大神様」も私共皆に両手を広げ、とても喜ばれて戴きました。例えて申しますなら、東京で住まわれている方々が地方の実家に帰られご両親、叔母、叔父が大変に喜ばれ、それこそ「元気だったか?」「体の方は大丈夫か?」「ちゃんと飯は食べ取るのか​」「東京は怖いところじゃ!気をつけなきゃいかんぞ?」と色々とお話をしますような感覚です。

命婦様には皆様に対して本当に母からの子をいたわる様な温かい優しい気づかいのある御言葉も賜りました。とても私ども、参拝の方々を満面の笑みで迎え心配して下さった感を覚えます。誠にありがたい事です。

大神様の御力に守られて無事、参拝終了です

「さあ~これで合同参拝は終了です。」皆様、お疲れ様です。伏見稲荷大社駐車場で皆様と今年最後の参拝をさせて戴いた事を再度、喜びを分かち合い、皆様各々に帰宅です。最後までお読み戴きまして誠にありがとう御座います。

私、髙野みどりは古傷の膝の具合が良く有りませんでしたが、何故か何も無く上がれてしまいました。お山を下りる時にはちょっと痛みがあってこれは帰宅したら痛みが出るかな?と心配していたのですが、全く痛みが消えていました!! ご参拝の方の中にも体力的に難しいと持って居られた女性の方も無事に参拝されました。また、御参拝前に頭が痛かった方も到着して鳥居をくぐったら頭痛が消えていた!!との事でした。何か大神様から御力を戴いたのですね!!素晴らしいです!!

感謝、感謝、です!! 
大神様、この度もありがとうございました。

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