2016.10.27 末廣大神、命婦専女大神 鎮座の儀

皆さま、こんにちは。光明稲荷神社 神職 髙野みどりです。

2016.10.27 末廣大神、命婦専女大神 鎮座の儀、午後三時より末廣大神、命婦専女大神、鎮座の儀執り行わせて戴きました。正式には、「光明稲荷大神眷属神末廣大神命婦専女大神 神璽奉鎮祭並報賽祭」。。。長いタイトルです。^^;

未だ夏の暑い時期の事です、末廣大神様より「我が大神様をお守りをしたく依代(よりしろ)を用意して戴きたい。」との末廣大神様からのお言葉をみどり先生に戴きました。

依代とは石です。大神様がお出まし頂き鎮座して戴く為の石を依代と言います。とはいえ、そこらへんに有ります石という訳にはならないのです。先ず、どこの場所の石が良いか、石の色、石の形等、色々と考慮し大神様にご神託を戴き決める事に為ります。

末廣大神様から「富士の石である。」との事、「愛樹園」植木屋を営なわれて居ります小林様にご相談をしました所、数日後、依り代が幾つか見つかりましたとの事、早々に「愛樹園」に行き、幾つかの石をみどり先生が霊視をして頂き依り代が決まりました。

色!型、大きさといい、とてもよい依り代が見つかりました。丁寧に我が家まで運び、鎮座の儀の準備をさせて戴きました。又、命婦専女大神様のお社は中式の鰹木(かつおぎ)が無い流れ屋根のお社を大神様より御神託を戴き私共がいつも神具を購入して居ります友田神具店さんにお社、他をお頼みし鎮座の準備を粛々とさせて頂きました。

この度の御神饌、味物(ためつもの)色とりどりにご奉納させて頂きました。当然のおめでたい日和(ひより)です、真鯛も飛び跳ねるが如く麻芋(あさお)でカタチを整え結びご奉納させて頂きました。いよいよ午後三時より「鎮座の儀」執行です。

「神前拝礼」から始まり厳かに神事が始まります。典事が読み挙げられ神事の方、進まれていきます。「鎮魂」では石笛を吹奏、いよいよ「末廣大神様」「命婦専女大神様」の御霊入れです。この神事は秘儀の為、掲載はご遠慮させて戴きます。

この度の祝詞奏上では、祝詞文作成に「末廣大神」「命婦専女大神」のお気持ちを五柱の最高神であられます「宇迦之御魂大神様」をはじめ大神様にお伝えし、これから更なる御神殿作りを主にそのお気持ちを 申し上げ大神様に奏上。

そして「玉串奉奠」と神事は進み「神前拝礼」にてこの度の「鎮座の儀」無事に終了となりました。

終了後、私共はおめでたい乾杯をさせて頂きました。大神様にお出まし戴き、喜ばれ、楽しまれて戴く為「大神讃歌」と新曲で有ります「稲荷御霊歌(いなりごりょうか)」をご奉納歌させて戴きました。

めでたく鎮座の儀が終了しました。末廣大神様、命婦専女大神がにこやかに微笑まれ心喜ばれ、みどり先生、私どもは心嬉しく心満足な気持ちに成りました。

これから先、多くの皆様に光明稲荷に参拝、手を合わせて戴けます様、「稲荷の神を知る会」を通し多くの皆様にお稲荷様のより良い知識を広め、私どもは皆様の応援、声援を糧に大神様の下、努力を惜しまず邁進して行きます。何卒、宜しくお願い致します。

最後までお読み戴き誠にありがとう御座います。

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