神道セミナー第43回開催リポート「言霊と稲荷大神 ― 自分の名前に宿る神の響きを知る」

皆さま、こんにちは。
光明稲荷神社 宮司 髙野みどりです。
2026年6月21日に開催いたしました神道セミナー第43回の様子をご報告いたします。
今回も対面でのご参加、遠方の方のzoomでのご参加で開催させて戴きました。
今回のテーマは、「言霊と稲荷大神 ― 自分の名前に宿る神の響きを知る」でした。
稲荷大神様とのご縁をより深め、自らの言葉や名前に宿る神様のお働きを学ぶことを目的としてお話しさせていただきました。
本講座では、神道の伝統的な世界観をはじめ、諸先達による言霊研究や神道の伝承を参考にしながら、山口志道系・宇佐美景堂系の言霊解釈を中心に、初心者の方にも親しみやすい内容へ再構成しております。
また、日常生活の中で実践しやすいよう、できるだけ分かりやすくお伝えしました。
なお、言霊にはさまざまな学説や伝承があります。本講座は、その一つの学びの入り口としてまとめたものです。
今回の学びを通して、稲荷大神様の御神徳への感謝と、自らの名前や言葉に宿る神意について理解を深め、より豊かな人生への一歩となれば幸いです。
セミナーの内容
はじめに|言霊とは何か
まず最初に、「言霊(ことだま)」とは何か、その意味や成り立ちについてご説明しました。
今回の講座では、稲荷大神様を信仰される皆様が、
- 言霊とは何か
- 稲荷大神様との関わり
- 自分の名前に込められた意味
- 日常生活での活かし方
を学ぶ入口となることを目的として進めました。
第一章 言霊とは何か
言霊の基本
言葉には、人の心を動かし、自らの生き方にも影響を与える力があるという神道の考え方について学びました。
山口志道・宇佐美景堂の言霊学
山口志道先生、宇佐美景堂先生が目指された言霊学の本質とは何か。
それぞれの特徴を比較しながら、その思想や目指した世界観について解説し、講師自身の考えも交えてお話ししました。
第二章 稲荷大神様と言霊

稲荷とは何か
稲荷大神様とはどのような神様なのか。
神道における稲荷信仰の基本的な考え方を確認しました。
「イ・ナ・リ」の言霊
「イ」「ナ」「リ」それぞれの音が持つ意味について、言霊学の視点から読み解き、稲荷大神様の御神徳とのつながりをご紹介しました。
ワーク① 育てたい実りは何ですか?
参加者の皆様には、
「私が育てたい実りとは何か」
を書き出していただきました。
そして、
実り宣言
「今日から育てるものを一つ決める」
という宣言を行い、自らの願いを言葉にしていただきました。
第三章 五十音は宇宙の設計図
言霊学では五十音をどのように捉えるのか。
母音や各行が持つ意味を通して、日本語の音が宇宙の法則とどのようにつながるのかを学びました。
第四章 自分の名前を読み解く

まず講師自身の名前を例として、言霊学による音義的な見方をご説明しました。
その後、参加者の皆様にもご自身の名前を読み解いていただきました。
ワーク② 名前の音を書き出す
自分の名前をひらがなで書き、
一音ずつ区切りながら、それぞれの音から感じたことを書き出していただきました。
言葉の響きから、自分自身を新たな視点で見つめ直す時間となりました。
第五章 稲荷大神様と自分の名前
神道では、自分の名前は単なる呼び名ではなく、大切な意味を持つものとして考えられています。
名前に込められた願いや役割を知ることで、今後の人生や社会との関わり方について考える機会となりました。
ワーク③ 名前に込められた願いを考える
参加者それぞれの名前の好きなところや、名前に込められた願いについて意見交換を行いました。
さらに、その力をどのように社会のために活かしていくことができるのかについても、皆様と共に考えました。
第六章 言霊の実践法

稲荷大神様の御前でどのような言葉を唱えるのか。
また、いつ唱えることで日々の生活に活かされていくのかについてお話ししました。
稲荷祝詞から学ぶ実践法
稲荷祝詞を例に挙げ、その内容に込められた意味や主旨をご説明しました。
祝詞を日々の生活にどのように活かすことができるのか、具体的な実践方法もご紹介しました。
第七章 言霊学が目指す宇宙観
山口志道系統の言霊学が目指す世界観についてまとめとして解説しました。
言葉・名前・神様とのつながりを一つの流れとして理解し、自らの人生へどう結び付けていくかを皆様と共に考えました。
まとめ

今回のセミナーでは、
- 自分の名前に宿る響き
- 稲荷大神様が象徴する力
- 神様から私たちへのメッセージ
- 今後、自分の名前とどのように向き合っていくか
について改めて整理し、参加者それぞれが学びを確認しました。
最後には、今回得られた気づきを振り返り、一人ひとりが今後の生活に活かせるよう確認を行いました。
次回 神道セミナー(初級Ⅱ)のご案内
次回は、
「一音一音の神意を学ぶ」
をテーマに開催予定です。(※開催日現在調整中です)
内容は、
- ア・イ・ウ・エ・オの神秘
- 五十音図の立体構造
- 名前の使命分析
- 稲荷大神と生成発展の法則
- 言霊による開運実践法
へと進みます。
さらに深く言霊の世界を学びたい方のご参加をお待ちしております。
参加者の皆様のご感想

今回も多くのご感想をいただきました。
掲載をご快諾くださった皆様、誠にありがとうございました。
● K.Tさま
今回の神道セミナーで、自分の名前に込められた意味を知ることができたのは、私にとって大きな出来事でした。
髙野先生に自分の名前を好きですか?と聞かれた時に、私は自分の名前に全く興味がないことに気づきました。
それは恐らく、小学生の時に親に名前の由来を聞くという宿題が始まりだったと思います。
その時、父から特に意味はないと言われ、恩師の娘さんが京子と靖子という名前だったからお前たちも同じようにつけたと聞き、とてもがっかりしたことを思い出しました。
きっと私はその時から自分の名前に興味を失なったのだと思います。
何の意味もない、他人の真似みたいな名前なんてむしろ嫌いだと思っていたのですが、
一文字、一文字の意味を知ることにより、私だからこの名前であったことがわかり、神様からの贈り物のような気持ちになりました。
また、父が納得して私に○○とつける理由を神様が与えてくださったのかもしれないとも思いました。
子供の時に感じた気持ちと真逆の、前向きな気持ちになれたことに感謝しかありません。
これからは自分の名前が好きになれそうです。
● T.Wさま
43回言霊のセミナーでは 言葉一つ一つにもうすでに意味があり 名前の文字一つ一つの組み合わせでどんな人なのか分かり 自分の名前も一緒に見てくれましましたがとても当てはまっておりびっくりしました!
それと、言葉は文字というよりも発音に力が宿るとのことで 同じ意味でもニュアンスで感じ方が変わること 同じ言葉でも喜んでそう、落ち込んでるのかな?がわかるのも そう言ったことに繋がっているのかなと。
話す時これが少しでも頭に入っていれば人との接し方も良くなるんじゃないか思い参加できてとても良かったと思います。
勉強になりましたし、また参加できればと思います。
● Y.T様
先日はセミナーに参加させて頂きありがとうございました。
言霊を深く考えるきっかけとなりました。
普段、自身が発する言葉が周りの人たちの気持ちを嬉しくさせたり悲しませたり、とても大切なことだと考えているので、できるだけで言葉を選んでいるつもりですが、なかなかうまくいかないこともあります。
あー言って良かった。あー言えば良かった。などなど。
そのような毎日ですが、言葉の基本は感謝の言葉であることに思いを強くしました。
いまテキストを読み返しているのですが、稲荷祝詞的実践に書いて下さった言葉はとてもいいなあと感じています。
毎朝、祈ります。 ありがとうございました。
● M.S様
セミナーの感想です。
自分の名前について、考えた事はありませんでしたが、ひとつひとつの音に意味があることを知り驚きました。
言霊の力を知り、不満などの悪い言葉は口にせず、感謝を言葉に出すようにしたいと思いました。
● Y.W様
今回は言霊と稲荷大神 自分の名前に宿る神の響きを知るがテーマのセミナーでした。
普段何気なく発している言葉が良い現実、悪い現実を生み出していること、良い言葉、例えばありがとう等にも一つ一つの文字に意味があり発する音にも意味があることを知りました。
名前は魂の設計図という事で自分の名前を一文字ずつ母音と行の意味で組み合わせて読み解いて頂いて自分の名前の持つ意味を知る事ができました。
これからもっと自分の名前と共に前に進んで行こうと思いました。
みどり先生いつもありがとうございます。
余談ですがゴダイゴのビューティフルネームをおもいだし口ずさんでいました。
かなり古いですが。
ありがとうございます。
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