五月一日の月次祭―稲荷大神様へのご奉仕

皆さま、こんにちは。
光明稲荷神社 宮司 髙野みどりでございます。
本日は、五月雨にしてはやや肌寒さを感じる朝となりました。
令和八年五月一日、当神社におきまして、厳かに月次祭を執り行わせていただきましたことをご報告申し上げます。
崇敬者様からの御奉納
このたび、崇敬者様である塚本様より、心尽くしのお菓子をお届けいただきました。
謹んで稲荷大神様へご報告申し上げるとともに、御前に奉納させていただきました。
平素よりのご厚情に、心より御礼申し上げます。
四季を映す和菓子と神前への供物

日本文化の美―和菓子の意義
お菓子と申しますと、日本を象徴する文化のひとつである和菓子が思い起こされます。
四季折々の自然を映し出すその姿は、味わいのみならず、視覚においても優美であり、日本人の感性の結晶ともいえる存在でございます。

季節の供物―桜餅から柏餅へ
先月は桜餅を、そして本日は端午の節句にちなみ、柏餅を御神前にお供えいたしました。
大神様にお喜びいただけることこそ、私どもにとりまして何よりの歓びでございます。
大祓詞に込められた深遠なる教え
神道セミナーでの学びと日常への活かし方
日頃より奏上しております「大祓詞」につきましては、神道セミナーにおいても引き続き学びを深め、日常生活に活かせる教えとしてお伝えしております。
稲荷大神様より授かった御言葉

「感謝と謝罪」という神意
本日の月次祭において大祓詞を奏上しておりました折、
稲荷大神様より、ひとつの明確なお言葉が心に響いてまいりました。
それは――
「感謝と謝罪」
この二つの言葉でございます。
ありふれた言葉ではございますが、その奥には計り知れない深みがございます。
現代社会における心の在り方
当たり前の尊さを見失う時代
私はこの御言葉を受け、現代の世界情勢や日本、そして身近な環境に思いを巡らせました。
日々何事もなく過ごせること。
平穏な時間。
それらがいかに尊く、有難いものであるか――
しかしながら、いつしかそれを当然のものとし、感謝の念を忘れてしまっているのが現代の姿ではないでしょうか。
自己中心的な価値観への警鐘
さらに、自分本位の考え方や私利私欲に基づく行動。
「自分さえ良ければよい」という価値観が、社会全体に広がりつつある現状に、深い憂いを覚えざるを得ません。
神々の願いと現代への問いかけ
世界を「元の姿へ」との御神意
かつて、コロナ禍の直前に、稲荷大神様はこのように仰せになられました。
「この世を真っさらにするぞ。元の姿に戻す」
これは単に自然環境の浄化にとどまらず、
人の心の在り方そのものを正す御意志であったと、今改めて深く感じております。
神々が願われた理想の世界
神々はこの世を創られた際、
- 生きとし生けるものが幸せであること
- 思いやりをもって笑顔で過ごせること
- 黄金色の稲穂が実る豊かな国であること
を願われたはずでございます。
しかし現代は、その理想から離れてしまっているのではないでしょうか。
大祓詞を通じて伝えるべきこと
初めて感じた神々の嘆き
今回、大祓詞を奏上する中で、神々の深いお嘆きを感じ取ったのは、私自身初めての経験でございました。
「伝えよ」との使命
稲荷大神様がかねてより仰せになっていた
「大祓詞のことを皆に伝えよ」
という御言葉の意味を、改めて強く実感いたしました。
「感謝と謝罪」を胸に生きる

人として忘れてはならない心
「感謝と謝罪」――
この二つは、稲荷大神様が私たちすべてに伝えようとしておられる、人として最も大切な心でございます。
決して忘れてはならぬ、根本の教えでございます。
五月を迎えて―笑顔とともに歩む日々

さあ、いよいよ五月を迎えました。
様々な出来事が交錯する日々ではございますが、
本日も笑顔を忘れず、健やかに歩んでまいりましょう。
笑う門には福来る。
皆さまにとりまして、佳き日々となりますことを、心よりお祈り申し上げます。
